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最終更新日 : 2023/04/04

脳の萎縮の進み方には個人差があるのでしょうか?

脳の萎縮の進み方には個人差があります

  • 私たちの脳は30代に入ると徐々に萎縮が始まり、その進み方には大きな個人差があります。
  • 例えば、下に示した二人の50代の脳は、脳室と呼ばれる脳内の隙間が、左の人は脳全体の 1.6%にすぎないのに対し、右の人は約 4 倍に達しています。20代の方の脳と比較すると、左の方は脳の形が若々しさを保っていることがわかります。このように、脳の加齢性変化の度合いは人により大きく異なります
脳の加齢性変化の度合いの個人差.png
  • 個人差があるがゆえに、自分の脳の萎縮度を可視化し、同年代の人と比較してどのような位置にあるかを知ることが大切なのです。
  • 例えば、萎縮度の進行が速いのであれば、生活習慣の改善をすることをお勧めしています。このように、病気になる以前に健康度を示す指標の悪化を検知し、生活習慣を正すことは「可視化による介入」と言われ、健康診断や人間ドックを定期的に行う最大の効果の一つと言われています。
  • MVision healthは、これまで健康診断や脳ドックで提供されていなかった脳の状態を数値化し、受診者に還元することにより、可視化による介入の機会を提供したいと考えています。