TOPレポートの見方「脳全体の萎縮度」とは何ですか?
最終更新日 : 2023/04/04

「脳全体の萎縮度」とは何ですか?

脳全体の萎縮度は「脳の加齢性変化」の指標です

脳全体の萎縮度とは

  • 人は30歳を過ぎると徐々に脳の萎縮が始まります。これは誰にでも起きる加齢性変化の一つです。
  • MVision healthでは、脳の加齢性変化の指標として脳全体の萎縮度を測定しています。萎縮度が小さいほど「若々しい」状態を保っています。
  • 具体的には、脳室と呼ばれる脳の空洞部の体積を測定しています。すなわち、空洞部が大きいほど脳が委縮度が大きいと評価されます。
  • 単位は%(パーセンテージ)であり、空洞部が脳全体に占める割合として表現しています。
萎縮度.png

脳全体の萎縮度で何が分かるか

  • 脳の加齢性変化の程度が分かります。
  • 従って、萎縮度の値そのものよりも、健常人の同年代の平均値と比べた相対評価が重要です。
  • この評価が直観的に分かるように、下記の3つの指標をレポートには表示しています。
    1. 同年代のランキング|同年代を100人としたときに自分がどのくらいの順位にいるかを示すもの。経年変化を見るためのわかり易い指標
    2. 脳年齢|脳の加齢度合を実年齢との比較で示すもの
    3. 萎縮度評価「良好」「標準」「やや注意」「注意」の4段階で、加齢性変化の程度を示すもの