TOPレポートの見方「萎縮度評価」とは何ですか?
最終更新日 : 2023/04/04

「萎縮度評価」とは何ですか?

脳全体の萎縮度から推定される加齢性変化を4段階で総合評価したものです

萎縮度評価とは

  • 「良好」「標準」「やや注意」「注意」の4段階で、脳全体の萎縮度から推定される加齢性変化の程度を示します。
  • これは、特定の病気の存在や可能性を示唆するものではありません。
  • 40歳未満の方は、脳全体の萎縮度の値 (%) だけでは、生まれつきの個人差の影響も含まれる可能性があることから、顕著な経年変化がなければ「良好」「標準」です。本サービスを受ける最大の理由は、今後の人生の脳健康を測る基準点を得ることです。
  • 40歳以上の方は、同年代ランキングで90~95位以下の方が「やや注意」「注意」となります。

萎縮度評価で何が分かるか

  • あなたの年齢別に、脳の健康維持・改善のための適切な行動アドバイスを提示するための目安として提示しています。
  • 以下の「行動アドバイス早見表」とレポートにあるコメントをご確認ください。

年齢別、萎縮度評価別の行動アドバイス早見表

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「やや注意」「注意」が出た方へ

  • 上記のとおり、萎縮度評価の結果は、認知症やMCI(軽度認知障害)を示唆するものではありません
  • 特に60代未満の若年層~中年層の方は、病気の症状やリスクを心配するのではなく、ご自身の現在地を把握したと捉えた上で、今後の生活習慣の改善により中長期で脳の健康状態を維持・改善していく原動力として下さい。
  • 65歳以上の高齢層で、かつ「注意」評価の方も認知機能の変化に自覚がなければ問題がありませんが、これを機に注意深くご自身の健康状態に向き合い、心配なことがあれば早期に専門家のアドバイスを受けて本格的な健康対策を始めるのも良いかもしれません。
  • 個別に不安なことがある方、医学的視点からのアドバイスを受けたい方は、別途ご紹介している「専門医のオンラインカウンセリング」をご検討ください。